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一関のスイーツのバナー

松栄堂

松栄堂 ごま擦り団子の画像

一関市中心部の地主町。古い蔵が建ち並び、雰囲気のある〈世嬉の一酒造〉やジャズ喫茶〈ベイシー〉が建ち並ぶ、一関きっての歴史を誇る商人のまちに、松栄堂総本店はあります。
当時の地主町は藩政時代からの伝統の老舗街で、初代主馬蔵は「ここで開業すれば、何とかやれるだろう」と目をつけたのだそうです。
開業の地、一関では、正月以外に節分や彼岸など季節の行事にも餅をついて食べる習わしがあります。更に結婚式や葬式など改まった席では「もち本膳」を振る舞う習慣があり、多い時では年間60日以上も餅を食べる機会があります。
こういった、地域の生活に根差した餅文化は松栄堂の菓子づくりにも大きく影響し、田むらの梅やずんだもち、くるみゆべしなど、多くの餅菓子を生み出すきっかけとなりました。
初代~2代目の時代に同社初の看板商品〈田むらの梅〉を、3代目~4代目の時代にはヒット商品となった〈ごま摺り団子〉を、そして現在に至る4代目~5代目の時代には〈平泉 黄金餅〉を開発。
世代を超えて親しまれる市民スイーツ&定番お土産物として定着させてきました。
一関に興味を持ってもらう試みとして、2017年には仙台市出身の漫画家、荒木飛呂彦氏の人気作品『ジョジョの奇妙な冒険』シリーズと〈ごま摺り団子〉のコラボ商品を発売しました。
荒木氏の好物であるごま摺り団子をモチーフにした、作中で登場する〈杜王銘菓 ごま蜜だんご〉の商品化は、“ジョジョ世代”の5代目ならではのアイデアですね♪
和菓子のイメージが強い松栄堂ですが、「SWEET FIELDS SHOEIDO」の名で洋菓子店舗も出しているんです!
松栄堂の店舗で洋菓子工房を併設した店舗は中野店だけで、この中野店には20席分の喫茶コーナーもあり、店内のお菓子を選んでゆっくりとくつろぐことができます。ケーキセットでコーヒーが割引になる嬉しいサービスもあるんですよ♪
また、平泉・中尊寺参道には、休憩処 弁慶園として店を構えています。月見坂を登りきり平坦になった参道中腹にあります。中尊寺は、2011年に日本の世界遺産の中では12番目として、東北地方では初めて登録された世界文化遺産です。これにより平泉を訪れる人の数が一気に増え、平泉に立ち寄る観光バスの車内販売で取り扱われる機会が増えているんだそうです。
お土産として持って帰るのはもちろん、カフェなどのイートインスペースがある店舗を訪れて、一関を代表する銘菓店で、ホッとひと息つくのもおすすめですよ!

【基本情報】

住所:〒021-0893 一関市地主町3-36

電話番号:0191-23-5008

​各店舗の詳細は、こちらの松栄堂HP内からお探し下さい。

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