せんまやひなまつり
千厩の冬の風物詩である「せんまやひなまつり」の次回開催が決定しました!
開催期間は2024年2月11日~3月3日を予定し、前回開催時好評だった松澤神社の三十三段ビッグひな壇の展示や馬車運行、マルシェなどのイベントも計画中とのこと。
この「せんまやひなまつり」は、2008年から開催されている冬の千厩を代表するイベントで、古今雛や享保雛、30組以上の段飾り、一針一針心を込めて縫い上げられたつるし飾りなどが、大正ロマン漂う千厩酒のくら交流施設(国有形文化財旧佐藤家住宅・旧横屋酒造)を中心に千厩商店街に飾り付けられます。
「何もない千厩、自分たちが楽しいことで盛り上げよう」と考えたのが始まりだそう。
昔は馬、蚕、たばこ、宿場町として栄えた千厩町、今ではどれも斜陽産業となり街の元気がなくなっていました。何もないなら創ればいいと女性を中心にはじまったのが「せんまやひなまつり」。1年目は、各家にあったお雛様を2段とテーブル一つにつるし雛などを並べた程度でしたが、それから回を重ねるごとに地域の協力が得られ、今では町全体が会場となる規模まで大きくなったそうです。
せんまやひなまつりのメイン会場となっている千厩酒のくら交流施設は、国登録有形文化財に指定されており、ハイカラでモダンな様相を呈しています。 趣ある主屋1階、2階のすべてに雛飾りやつるし雛などが飾られ、華やかなひなまつりの世界が広がります。
商店街にある各店舗でも展示が行われます。 それぞれの店舗ごとに特徴があり、見応えがあります。 店舗に飾られた雛飾りなどを眺めながら、ぜひ千厩の町を巡ってみてください♪
開催期間中は、千厩町内の飲食店でひなまつりメニューが食べられます。 それぞれの提供店がひなまつりにちなんだ限定料理を提供します。 お食事でもせんまやひなまつりをお楽しみください!
千厩酒のくら交流館をはじめ、商店街でスタンプをもらいながら、雛飾りを楽しむスタンプラリーも恒例となりました。20個スタンプを集めると空くじなしの抽選ができ、全56個を集めると先着50名のパーフェクト賞もあります。
お店の方も、ボランティアの案内の方も、みんな親戚のように声かけてくれるので、初めて参加する方にも安心ですね♪
スタンプだけで廻っても快く押してもらえるようなので、スタンプ集めにはぜひ参加しましょう!
春先、一関・千厩地方に訪れる機会があれば、足を運んで楽しんでみたいものです!
【基本情報】
開催場所:千厩酒のくら交流施設、旧ナガサワ時計店、千厩商店街
岩手県一関市千厩町千厩北方134
開催日:例年2月〜3がつの間。2024年の日程はまだ発表されていません。
千厩酒のくら交流施設:入場料300円(高校生以上)10:00~16:00
お問い合わせ先:千厩ひなまつり実行委員会(一関商工会議所千厩支所内)
TEL 0191-53-2735