top of page
ピックアップ情報のバナー

猊鼻渓川下り こたつ舟運行開始!

猊鼻渓川下り こたつ舟の画像

岩手県内で初めて国の名勝と指定され、天然記念物や日本百景にも数えられる猊鼻渓は、砂鉄川が石灰岩を侵食してできた約2キロメートルにわたる渓谷です。川岸には高さ100メートルを超す断崖絶壁がそびえ立ち、幻想的な深山幽谷となっています。猊鼻渓の「猊」は獅子という意味で、川下りの折り返し地点にある侵食された鍾乳石が獅子の鼻に見えることからその名が付いたそうです。

この川下りは、船頭さんが棹一本で巧みに舟を操りながら唄う「げいび追分」を聞き、四季折々の色彩と風情を楽しむことができます。

所要時間は往復で約90分。

〜出発後、舟で川を上る(約40分)→折り返し地点・三好ヶ丘で下船して散策(約20ふん)→船着場へ向け川を下る(約30分)〜

舟下りの折り返し地点である三好ヶ丘で舟を降り、げいび渓の雪景色を歩いて散策できます。
舟を降りるとすぐ、岩と岩が夫婦のように寄り添っているように見える「夫婦岩」がお出迎え。

「夫婦岩」は、猊鼻渓きってのフォトスポットです!

舟を降りて歩くこと10分。猊鼻橋を渡ると現れるのが、高さ124メートルを超す巨岩「大猊鼻岩(だいげいびがん)」。
人のサイズと比べるとその大きさは歴然。湧き水でできた長い氷柱を蓄えた、巨岩の迫力は圧倒的です。

今の冬の時期の川下りは特に人気となっています!

ダイナミックな岩壁や木々が白い雪化粧をまとい、まるで水墨画のような一面の銀世界が心に深く刻まれます。

雪が舞う冬の期間(12月1日〜2月28日)は、木流し鍋(※木流し鍋のコースは前日までの予約が必要です。)を味わいながらの「こたつ舟」が運行されます。

木流し鍋とは、鶏肉、豚肉、豆腐などの具材を大きめにカットし、味噌で仕立てた出汁で煮込んで作る郷土料理です。赤松の一大産地だった猊鼻渓周辺で木材の運搬をしていた木流しと呼ばれた職人衆が山の幸を入れ味噌を溶かした鍋を仕事の合間に食べていたものが始まりと言われています。

飲み物などの持ち込みも可能なので、船着場にある「げいびレストハウス」で地酒を買って一緒に頂くのもおすすめ!

舟の中には電気は通っておらず、代わりにこたつを温めるのが「豆炭」という小さな炭です。
足を入れるとじんわりと暖かく、みんなで一緒にこたつに入ると、すっかり家庭の茶の間のような雰囲気になります。
こたつを囲むと会話もはずみ、心も体もほっこりできること間違いなしです!

豆炭を利用した昔ながらのこたつで暖をとりながら、熱々のお鍋と美味しい地酒を味わい、船頭さんの唄を聴き、白銀の世界を堪能する…非日常のゆったりとした極上の時間を、あなたもぜひ味わってみて下さい♪

【基本情報】

こたつ舟運行期間:12月1日~2月28日の期間限定
住所:岩手県一関市東山町長坂字町467

電話番号/FAX:0191-47-2341/0191-47-2080
料金:大人1,800円、小学900円、幼児200円
営業時間:時期により異なるためWebサイトを確認ください
アクセス:JR大船渡線「猊鼻渓」駅から徒歩5分
http://www.geibikei.co.jp

bottom of page